雪 椿

花、葉を採取して陰干しにして乾燥させます。
生薬(しょうやく)で、山茶(さんちゃ)といいます。
種子は、ツバキ油にします。
乾燥した花は、滋養強壮、健胃・整腸に1日量10グラムを、水0.5リットルで、
約半量まで煎じて服用します。成分には、アントシアニン、ユゲノールなどを含みます。
また、滋養強壮には、細かく刻んで約2グラムを湯のみに入れて熱湯を注いで飲みます。
新鮮な葉には、タンニン、クロロフィルなどを含み、切り傷、擦り傷、おできなどに、
すりつぶして患部に塗布します。または、新鮮な葉5〜6枚を、蒸し焼きにして、
ツバキ油と練り合わせて同じように塗布します。 ツバキ油:ツバキの種子から採るツバキ油は、
サポニン、約60%の脂肪油が含まれています。
ツバキ油は、零下15度に下がらないと凝固しない、やや黄色で透明、臭いもないことから、
薬品の軟膏の基礎剤、頭髪用、食用、灯火用など広く用いられています。
また、酸化しにくく、粘着性が小さいので、精密機械油などにも用いられています。